通貨の為替について簡単解説!

勉強

巷ではドル高、円安になって物価高、実質賃金低下がトレンドになっていますね
ではどうして通貨の価値が変動することで実生活に影響するのかを簡単に解説したいと思います。

通貨の価値と市場の原理

通貨も市場の原理と同じく、円を欲しがる人が少なくなると円の価値が下がります。逆に、円を欲しがる人が増えれば増えるほど円の価値が上がります。

例1: 1ドル = 158円
例2: 1ドル = 100円

例1:円をドルに為替で変換する時に1ドル = 158円なので、3ドルの商品を円で購入する場合は474円が必要です。

例2:1ドル = 100円なので、3ドルの商品を円で購入する場合は300円が必要です。

このように、為替レートによって同じドル建ての商品を購入する際に必要な円の量が変わります。為替レートが高い場合、円の価値は低くなり、商品を購入するためにより多くの円が必要になります。逆に、為替レートが低い場合、円の価値は高くなり、商品を購入するために必要な円の量は少なくなります。

物価高と通貨の関係

日本は土地が狭いためどうしても海外から原材料などを輸入に頼らなければ難しいでしょう。

そうなると海外に頼ることになると思います、
その際に輸入をする時に支払うのは円でしょうか?それともドルなどの別の通貨でしょうか?

輸入を行う場合、支払うのは通常ドルなどの別の通貨です。アメリカ人が日本の円をもらっても使えないため、円をドルに替えてから食品や原材料を入手します。

このため、円が安いと、同じドルを得るために必要な円の量が増えてしまい、余計なコストを払う羽目になります。
これが物価上昇の原因の一つです。
例えば、円安の時に輸入すると、多くの円を使わなければならないため、輸入品の価格が上がります。

逆に、円高の時には同じドルを得るために必要な円の量が少なくなり、輸入コストが下がります。これが物価に与える影響です。

業務スーパーなどは輸入する国の通貨が安い可能性があるかもしれないですね!

おまけ:TTSとTTBについて

おまけ的な内容になりますが、外貨をどうやって手に入れるのか、またはどう交換するのかを簡単にご説明します。

TTS

海外に旅行に行く際はドルや別の通貨にしてもらう必要がありますが、
その際に使われるのがTTS「Telegraphic Transfer Selling rate」の略で外貨交換レートになります。

TTB

外貨を日本円に交換するときのレートがTTB「Telegraphic Transfer Buying rate」の略で銀行が外貨を買い取って円を交換しています。

この際にドル高、円安だとより多く円を手に入れることができます。
TTS,TTBどちらのレートを使う場合も手数料がかかりますが今回は割愛させていただきます🙇‍♂️

これは通貨を扱っている金融機関だからできることですね!🤔


通貨に為替についての説明をさせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
他にも色々な通貨がありますので気になったらぜひ通貨のレートを調べてみてください

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