ROEについてざっくり簡単解説

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なぜ投資家はROEが重要なのかを簡単に解説していきたいと思います!

ROEとは?

ROE(Return On Equity)は株主が会社に対して出資した資金でどれぐらい稼いだかの指標になります。

別名「自己資本利益率」と呼ばれており企業が1年で稼いだ金額から負債経費などを引いて後に残る「当期純利益」を使います。

自己資本(純資産)とは?

自己資本(純資産)とは株主が払い込んだ資本金や会社設立から蓄積してきた純利益を一つにまとめたのがこの自己資本という指標になります。
そのため株式については返済義務がないため、会社が倒産しても株主にはお金が返済されないことがあります。

負債(他人資本)とは?

負債(別名他人資本と呼ばれるもの)とは返済義務がある物のことを表しており、銀行からの借入金、借入金の利子、社債、買掛金などがあります。

ROEの計算方法

ROEは以下の計算式で求められます。

ROE(%)= 当期純利益 ÷ 純資産(自己資本)×100

これでROEのパーセントを求めることができます。
簡単な例としては、

当期純利益が60万」 「純資産が150万」だとするとROEは40%となります、純資産が150万に対して60万稼いでることになるので150万円で60万稼げるポテンシャルがあるという認識になります。

ROEが示すもの

ROEが高い企業は効率よく利益を出していて、
ROEが低い場合は利益を上げれていないか、もしくは多額の負債を抱えていたりする場合でもROEが低くなる傾向があります。

なぜROEが重要なのか?

ROEが重要視される理由は、投資家が企業に投資をする際に、その企業がどれだけ稼げるかを判断するための指標として使われるからです。ROEが高いということは、自己資本でどれだけ稼げる力があるかを示しており、企業の将来性を判断する材料となります。

投資判断におけるROEの役割

投資家にとって、ROEは重要な指標の一つです。ROEが高い企業は、自己資本を効率よく活用して高い利益を上げていることを示しており、投資先として魅力的です。

ROEの目安

一般的には、ROEが8%〜10%以上であれば優良企業とされています。ただし、業種によってROEの平均値は異なるため、一概に8%〜10%以上が優良企業とは言えません。例えば、資本集約型の業種(製造業など)と、資本軽量型の業種(IT企業など)では、ROEの平均値が異なります。このため、同業他社と比較することが重要です。

ROEと業界特性

ROEは、その業界の特徴を数字で表しているとも捉えられます。例えば、成長が早い業界ではROEが高くなる傾向がありますし、成熟した業界ではROEが低くなる傾向があります。このため、ROEを評価する際には、業界特性も考慮に入れることが重要です。

ROEを確認する場合には、下記のサイトが参考になります!

業界ごとのROE平均値 – ザイマニ


他にもPERや配当利回りなどたくさん判断する指標がある中でROEについて解説しました。
ROEをチェックして投資する企業判断をより磨いていけたらいいですね!
Yahoo!ファイナンス、IR BANK記載されているので確認してみるといいかと思います。

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