年金は老後にもらえる年金の計算方法を解説していきたいと思います。
今後自分が受け取れるであろう年金額を把握しておくことで今後のライフプランを立てたり、足りない部分を補うためにどれだけ保険料を納める必要があるのか、投資が必要かを判断材料に役立ちます。
この記事を読むことで年金の計算方法や年金の確認に関する小技を知るといったメリットがあります。
年金額の計算方法
年金額の計算方法は保険料を納めていた月が未納の月がなくて20歳〜60歳までの計40年間納めた場合は合計で480ヶ月納めているので満期で年金がもらえるので基本は計算しなくても大丈夫ですが、
人生何が起こるか分かりません、その際は保険料納付期間を確認して下記に割り当てて計算してみましょう。
年金額(年額) × (保険料納付期間 ÷ 480ヶ月)
満期未満(380ヶ月)の場合:
例:基礎年金額(年額):816,000円 × (380月 ÷ 480月) = (年額)645,999円になります。
10年間だけ納付した場合:
例えば10年間だけ納付していた場合は年額で204,000円、月にして17,000円ほどしかもらえないことになります😱
年金の疑問について
・18歳から働いていた場合はどうなるのか?
A. 原則は18歳から働いている場合でも年金の国民年金保険料を納めたかどうかの基準は20歳からのカウントになりますので18~19歳までは給料については少し多めにもらえるかもしれません。
・20代の大学生はどうなるのか?
A. 基本は20歳になったら保険料を納める必要がありますが、学生納付特例制度を申告をすることで最長10年間まで国民年金保険料の納付を猶予してもらえます。
・支払いを忘れていた保険料の追納
A. 支払いを忘れていた場合は過去2年間まで遡って追納することができます。
年金受給に関する注意
最低受給期間について
・年金を受給するには保険料を通算して10年支払っていると最低120月分の年金が支払われるという仕組みになっています。
逆に保険料を納められなかった場合は年金額が受給できなかったり、減額されてしまうので少し注意が必要です。
ですが納付期間が少なくなってしまったり、10年以下の状態になってしまった方でも救済処置はあります。
救済処置として、保険料の追納、繰上げ受給、任意加入制度などの制度が設けられており、足りない部分などを補ったりすることができますのでぜひ確認してみるのもいいですね!
年金額・保険料納付期間の確認方法
計算式を当てはめるためにはまずは年金額と保険料納付期間の情報を取得する必要があります。
保険料納付期間はねんきんネットなどで確認することができます。
年金額もねんきんネット→将来の年金額を試算する→かんたん試算などで年金額を確認することができます。
他にもgoogleなどで「2024年 年金額」と検索することでその年に出た年金受給額を調べることができますので確認してもらえたらと思います!
マイナンバーカードを使って「ねんきんネット」を見れるようにしておくととても便利!
マイナンバーカードを使って「ねんきんネット」にアクセスすると、年金記録を簡単に確認できるのでとても便利です。以下に、その手順を説明します。
マイナンバーカードと「ねんきんネット」の連携
マイナンバーカードを使って「ねんきんネット」にアクセスすると、年金記録を簡単に確認できるのでとても便利です。以下に、その手順について説明します。
- マイナポータルにログイン
- マイナンバーカードを使ってマイナポータルにログインします。
- 年金情報の確認
- マイナポータルのメニューから「年金」を選択します。
- 「ねんきんネット」にアクセス
- 「年金記録を確認する」メニューから「ねんきんネット」にアクセスします。
- 「ねんきんネット」でログイン
- 画面の案内に従って、「ねんきんネット」にログインします。
メリット:
① マイナンバーカードでログインできるのでIDやパスワードが不要になるのでログインの手間が省けます。
② 年金記録をすぐに確認でき、必要な情報に迅速にアクセスできます。
年金の仕組みについて(おまけ)
年金制度は主に現役世代が保険料から年金を送る、仕送り形式になっています。
具体的には、給料の中に「保険料」として記載された部分があり、その保険料が現在の年金受給者に渡る仕組みです。これにより、現役世代が高齢者を支える形で年金制度が成り立っています。
今回は年金額の確認と計算方法について解説しました。
年金額が気になったという方にとって少しでも参考になればと思います!
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