Macでアプリを削除する際、LaunchpadやFinderから削除している方も多いかと思います。
しかし、「アプリ自体は削除できたけど、関連ファイルがちゃんと消えているのか気になる…」 と思ったことはありませんか?
通常、大きな容量を占めるアプリケーション本体を削除すればOKに思えますが、実は関連ファイル が残っていることがあります。
これらのファイルは1つ1つの容量は小さいものの、積み重なるとストレージを圧迫して容量不足になることも…。
そこで今回は、アプリ本体だけでなく関連ファイルもまとめて削除 できる おすすめのアンインストールアプリ をご紹介します!
ぜひ参考にして、Macのストレージをスッキリ整理 しましょう!
AppCleaner

1つ目にご紹介するのはAppCleanerというアンインストールアプリです。
基本的にアプリケーションを削除したいという場合は、AppCleanerで十分アンインストールを行うことができます。
使い方もシンプルなので初めての方にもおすすめです!
そもそもAppCleanerとはなんなのかについて簡単に解説します。
AppCleanerとは?
AppCleanerはアプリケーションとその関連ファイルを削除することに特化したMac用のアンインストールアプリです。
リリースノートを見る限り、このアプリケーション自体は10年以上の歴史があるアプリであることが分かります。
2025年3月現在時点で最新のMacOSにも対応しておりSequoiaでも利用することができます。
AppCleanerのメリット・デメリット
- メリット
- 無料で使える
- シンプルで使いやすい
- 長年の使用されてきた実績があり、ある程度信頼性がある
- デメリット
- 以前に削除したアプリの残骸などのアンインストールができない
【ただし削除したアプリ再度インストールして削除することで解消できる可能性があります。】 - 完全に関連ファイルを削除しきれないアプリがある場合がある
- 日本語化されていないため、英語が苦手なユーザーには使いづらい可能性がある
- 以前に削除したアプリの残骸などのアンインストールができない
このようにメリットデメリットについてお話していきました。
そしてApple公式が配布しているわけではないため、利用には一定のリスクが伴う可能性がある点が挙げられます。
しかし、AppCleanerは長年多くのMacユーザーに利用されており、信頼性の高いツールなのでアプリをアンインストールする際には検討してみると良いでしょう!
AppCleanerの使い方
AppCleanerの使い方は2ステップで完了できます。
なおmacのTVやSiri、時計などの初期アプリは削除できないようになっているものもあります。
削除したいアプリケーションをAppCleanerに移動(ドロップ)します。

ドロップしたらAppCleanerが、アプリとその関連ファイルを洗い出してます。
Ramove をクリックすることでチェックを入れている関連ファイルごと削除することができます。

AppCleanerをインストール
ここまで解説して使ってみたいと思った方やインストール場所を探している方は
下記のボタンからインストールしてみてください!
CleanMyMac X

2つ目はCleanMyMacというMacの動作を改善できるソフトウェアです。
このソフトウェアにもアプリと関連ファイルのアンインストールをする機能が備わっています。
アプリのアンインストール以外にもマルウェア対策、アプリケーション管理、システムの最適化など、
より幅広い機能を持っています。
このソフトウェアはMacのストレージをスキャンして総合的に最適化することができます。
パソコンの動作をより快適にしたいという方は、こちらのソフトウェアを検討すると良いでしょう。
CleanMyMacとは?
CleanMyMacはウクライナのキーウに本社を置くソフトウェア会社「MacPaw」が開発して2008年に初リリースしたソフトウェアです。
2025年には2,900万以上のユーザーにダウンロードされています!
そしてこのCleanMyMacではさまざまな機能が備わっています。
- アプリとその関連ファイルの完全アンインストール
- 重複したファイルの特定
- システムジャンク、ログファイル、一時ファイルの検出と削除
- パソコンに不利益をもたらすマルウェアの検出と削除
- Macのディスク最適化
- アプリケーションの更新管理
- Macのストレージ使用状況やシステム状態の視覚化
ざっくりでもCleanMyMacにはこれだけ機能が備わっています。
CleanMyMacのメリット・デメリット
- メリット
- 上記7つの機能が1クリックで使えること
- アプリケーションとその関連ファイルを綺麗にアンインストールすることができる
- CleanMyMacだけでMacのメンテナンスを総合的に補うことができる
- 操作しやすい設計になっている【ユーザーインターフェイスが良い】
- デメリット
- 有料であること【サブスクだと月378円 / 買い切り版だと12,074円】
- 複数台同時利用する場合は値段が上がる【ただし複数台プランでもボリューム割引が存在します】
- アプリケーションをアンインストールしたいだけだとオーバースペックになるかも
CleanMyMac Xの使い方
CleanMyMac Xを使ってアプリを削除する方法について解説します。
ソフトウェアを起動してサイドバーにあるアプリケーションからスキャンをクリックします。

スキャンが完了したらアプリケーションを管理をクリックします。

アプリケーションを管理のアンインストーラという項目から削除したいアプリにチェックを入れます。
そしてアンインストールをクリックするだけでアプリと関連ファイルの削除ができます!

ちなみにアプリケーションの右矢印( )をクリックするとアプリの関連ファイルを確認することもできます。

CleanMyMacをインストール
ここまでの解説でCleanMyMac Xをインストールしてみたいという方は下記のボタンからインストールしてみてください☺️
ちなみにCleanMyMacは2025年3月時点で、すべての機能を7日間無料で使うことができます。
気になった方は1度メンテナンスをしてみると意外とMacのパフォーマンスが向上して使いやすくなるかもしれません!
番外編【専用アンインストーラー】

この記事では主にアンインストーラーアプリの紹介をしましたが、
中には公式がアプリやソフトウェアのアンインストーラーを用意してくれていることがあります。
しかしMacではそういったアンインストーラーを用意されていることは少なく基本的にはアンインストールアプリ(CleanMyMacやAppCleaner) を使ったり、ゴミ箱に入れて削除することになることになります。
しかしアンインストーラーがついているソフトウェアが無いわけではありません。
なので、公式がアンインストーラーを用意しているアプリやソフトウェアを一覧でご紹介します。
アンインストーラーが存在するアプリケーション一覧
- Adobe Creative Cloud(PhotoshopやAdobe XDなど)
- norton
- Microsoft Office
- DaVinci Resolve(アンインストーラーが存在する可能性があります。)
これらのアプリケーションを使用している方はアンインストーラーがついているので覚えておくと良いかと思います。
まとめ

AppCleaner
- 無料で使えて信頼性が高い
- アプリケーションの関連ファイルを同時にアンインストールできる
- 以前削除したアプリのファイルは検知できない
CleanMyMac
- アプリのアンインストール以外にもMacのパフォーマンスを改善できる
- macのメンテナンスをCleanMyMacだけで総合的に補うことができる
- アプリケーションをアンインストールしたいだけだとオーバースペックになるかも
- アプリのアンインストーラーがある場合はそちらを使う方が良い
ここまでで、AppCleanerとCleanMyMacの2つのアンインストールアプリ についてご紹介しました!
パソコンは不要なファイルが溜まるとパフォーマンスに影響を与えることがあります。
特に、アプリを削除したつもりでも関連ファイルが残ってしまうことが多々あります。
今回ご紹介したアンインストールアプリを活用すれば、アプリ本体と関連ファイルもまとめて削除 できるので、より快適にMacを使うことができます。
ぜひ試してみて、スッキリとした環境でMacを使っていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!😊
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